【解剖学】について考える
皆さん、こんばんは!
トレーナーの山本健夫です。
ここ何ヶ月かは、何かとバタバタしていましたが
1つの区切りが終了し、ようやく日常が落ち着き始めました。
とは言うものの、アメリカで行われる解剖研修まで約1か月ちょっと。
ずっと落ち着いているわけにはいきませんね。笑
せっかくの機会が無駄にならないよう、しっかり予習をしておきます!
さて、そんな今夜は【解剖学】について考えたいと思います。
ではここで、ウィキペディアさんをお呼びしましょう。
山本:「【解剖学】とはなんでしょうか?」
Wさん:「【解剖学】とは広い意味で生物体の正常な形態と構造とを研究する分野です。」
はい、ありがとうございます。
難しい事言っていますが、ようは正常な状態の人間がどういう風にできているかを考える学問という事です。
骨格、筋肉、消化器などがそれにあたりますね。
まさにトレーナーにとっては必要不可欠な学問です。
何故なら、筋肉や骨格が分かっていなければ、正しいトレーニングなんて教えられるわけないからです。
例えば、”ゴルフのパフォーマンスを向上したい”という動因をお持ちのクライアントがいるとします。
その時に、ゴルフの動きに関与する筋肉や、骨、関節が分かっていなかったらどうなるでしょうか?
ただなんとなく、一般的に良いとされる動きを教えるだけになってしまいますよね。
この指導には、なんの根拠もありませんし、なんの解決にもなりません。
大切なのは、ゴルフにはどのような動きが含まれていて、その動きにはどの筋肉や関節が関わっているのか、そして、どのようにその筋肉や関節が作用しているのかを評価する事です。
そして上記の評価を元に、トレーナーは最適なエクササイズ選択や指導をしなければいけません。
これって当たり前のように聞こえますけど、このような指導を適格に出来ている指導者はかなり少ないのではないでしょうか?
というのも、【解剖学】を学ぶのはすごく難しい事だからです。
実際に見たこともない身体の中を、教科書の情報を頼りにイメージし、それぞれの部位を暗記しなければいけないからです。
しかも、ここに運動学、運動生理学、栄養学、バイオメカニクスなどなど様々な要因が絡んできます。
実際、偉そうに語っている私も、上記のような指導が出来ているかと聞かれたら
自信をもってイエスと言う事ができません。
ただ、いけないのはここで学びを止めてしまう事だと思います。
難しいからといって学びを止めてしまったら、それ以上の成長は見込めませんし、お客様の動因を叶える事もできません。
だからこそ、来年1月に行われる解剖研修は私達トレーナーにとっては、非常に重要な研修なんです。
自分自身のため、会社のため、そして何よりお客様のために全力で学んできたいと思います。
今日は、そんな決意表明も含めた内容でした。笑
本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
トレーナー 山本 健夫