パーソナルトレーナー 山本健夫

トレーナーの視点から、様々な情報に対しての”考え”をシェアするブログ。

【解剖実習】について考える

皆様、こんばんは!
トレーナーの山本健夫です!


アメリカから帰国して、早3日目を迎えました。


アメリカでの時間は、本当に素晴らしいもので、たくさんの学びや気付きがありました。


その学びや気付きを忘れないよう、少しづつ文章に残していきたいと思います。


まずは、今回の旅のメインでもある【解剖実習】について書いていきます。


前回のブログでもお伝えしましたが、今回私達が行った解剖は、世界的にも珍しい冷凍保存された御献体を使用してのものでした。


冷凍保存された御献体は、限りなく生前の状態に近く、非常に自由度が高いです。


その分、身体の構造をリアルに見ることが出来、日頃の現場にリンクしやすいです。


【解剖実習】の感想を一言でまとめると、正に「百聞は一見にしかず」でした。


本やセミナーなどで見て、聞いてきた情報が本当の意味で腑に落ちたり、3Dとしてイメージできたり、時には聞いてたものと全然違ったり、見たり触ったりしたからこそ得られる情報が満載でした。


また、【解剖実習】を通して、「死」というものにも向き合いました。


「死」とはいったい何なのか。


人は何のために生まれて、死んでいくのか。


誰しも迎える「死」をどう捉え、生きていくのか。



そんな事も考えさせられる時間でした。



今回、どのような想いで御献体を提供して下さったかは分かりませんが、御献体を提供して下さった女性やその家族に、心から感謝申し上げたいと思います。


その想いや行動を無駄にしないよう、今回の経験を糧に、トレーナーとして、また1人の人間として成長できるよう、日々努力を積んでいきたいと思います。


本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。

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トレーナー 山本健夫