パーソナルトレーナー 山本健夫

トレーナーの視点から、様々な情報に対しての”考え”をシェアするブログ。

【トレーニング】と【マネジメント】について考える

皆様、こんばんは!
トレーナーの山本健夫です。


なんと、3日連続の投稿です。
決して暇な訳ではございません。笑


さて、昨日までのブログでは【マネジメント】とはどのようなもので、どのようなステップに分かれているのかを、ワンピースに例えて考えていきました。


そして、ブログの作成中にある事に気が付きました。


私たちトレーナーは、【トレーニング】を通して、お客様の【マネジメント】をしているんだな、と言う事に。


そういうと、なんだか偉そうに聞こえるかもしれませんが、そんな事はありません。


何故なら、【マネジメント】とは目標達成までのプロセス管理であって、決して人の管理ではないからです。


【マネジメント】と同じように、【トレーニング】でも

①定期的なチェック
②問題点の発見
③解決策の決定
④問題の解決

の4つのステップを通して、お客様の目標達成までのプロセスを管理をしています。


例えば、肩こりの改善という目標をお持ちのお客様がいるとします。


試しに、その方を【マネジメント】してみましょう。


①FMS、MMT、SFMA、姿勢分析機などを定期的に行い、身体の状態を評価します。

②上記の評価を行った結果、肩甲骨のアライメント不良が見つかりました。

③小胸筋のリリース、パッキング、広背筋のストレッチ、腹斜筋群のトレーニングなどなど、様々な選択肢がある中で、肩甲骨のパッキングを促すよう、ローオブリークのエクササイズを選択しました。

④実際にローオブリークのエクササイズを実施します。

※あくまで一例です。

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実際に、これだけで解決する事はほとんどなく、もっと複雑に様々な状態が絡み合ってきますが、大まかな流れはこんな感じでしょうか??


以上の流れは

評価→介入

と同じです。


とういう事は、その後再評価が必要になってくるので、【マネジメント】でいうステップ①に戻っていきますね。


ん?


て事は、トレーナーは常日頃から【マネジメント】を繰り返しているって事か?



はい、そうなりますね。笑



それを意識して行っているトレーナーは少ないかもしれませんが、これが意識出来れば、お客様の目的を叶えやすくもなりますし、ビジネス力の向上にも繋がっていきます。



今まで、【トレーニング】を【マネジメント】だと思っていなかったトレーナーは、是非意識だけでもしてみて下さい!



きっと新たな発見がありますよ!



本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。


トレーナー 山本健夫