パーソナルトレーナー 山本健夫

トレーナーの視点から、様々な情報に対しての”考え”をシェアするブログ。

【プログラミング構成】について考える

こんばんは!
トレーナーの山本健夫です。


毎週月曜日は週次会議があり、会議後にスタッフ数名でトレーニングをするのが習慣になっています。


最近は、USBなどを使ったストレングス系のトレーニングが多かったのですが、昨日は珍しくピラティスを行いました。


代表の小林が指導し、私達スタッフがトレーニングを行うという贅沢な構図でした。笑


久しぶりに、代表によるピラティスレッスン受けましたが、めちゃくちゃ勉強になりました。


なにより勉強になったのが、【プログラミング構成】です。


エクササイズ中も

「このタイミングでこのエクササイズを入れるんだ」

「このエクササイズやった後の方が、このエクササイズが楽になるんだな」

「このエクササイズにこの動きを入れるだけで感覚が変わるな」

など、考えながら動いていました。


自分と代表では何が違うんでしょうか。


おそらく代表は、1つの目標への道のりを沢山知っているのだと思います。


例えるならば、路線の多さという感じでしょうか。


池袋から飯田橋までJRしか使えない人と
東京メトロ各線も使える人では、どちらの人の方が道のりの選択肢が多いでしょうか??


当然、メトロ各線も使える人ですね。



選択肢が多ければ、最短ルートを探す事が出来たり、1番安いルートを探す事ができたり、あの駅に寄ってから目的地に向かう、という事もできたりします。


【プログラミング構成】もこれと一緒です。


例えば、猫背改善という目標に対してピラティスしか知らないトレーナーが指導をすれば、当然ピラティスのまでの猫背改善を目指しますよね。


でも、DNS、PRI、4サブシステム、ファンクショナルトレーニングの原理原則、などなど沢山の理論を知っていれば、その中から取捨選択しながら猫背を改善できますよね。


事実、代表のレッスンにはこれらの要素が沢山盛り込まれていました。


もちろん、これらの理論ややり方を学び、【プログラミング】に応用するには、基礎のベースもなければいけません。


ただ、応用できるに越した事はありません。

何故なら、その方がお客様の目標が叶えられやすいからです。


私自身も、基礎を疎かにする事なく、沢山の道を使えるよう、日々新しい情報を仕入れていきたいと思います。


本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。


トレーナー 山本健夫





【トレーニング】と【マネジメント】について考える

皆様、こんばんは!
トレーナーの山本健夫です。


なんと、3日連続の投稿です。
決して暇な訳ではございません。笑


さて、昨日までのブログでは【マネジメント】とはどのようなもので、どのようなステップに分かれているのかを、ワンピースに例えて考えていきました。


そして、ブログの作成中にある事に気が付きました。


私たちトレーナーは、【トレーニング】を通して、お客様の【マネジメント】をしているんだな、と言う事に。


そういうと、なんだか偉そうに聞こえるかもしれませんが、そんな事はありません。


何故なら、【マネジメント】とは目標達成までのプロセス管理であって、決して人の管理ではないからです。


【マネジメント】と同じように、【トレーニング】でも

①定期的なチェック
②問題点の発見
③解決策の決定
④問題の解決

の4つのステップを通して、お客様の目標達成までのプロセスを管理をしています。


例えば、肩こりの改善という目標をお持ちのお客様がいるとします。


試しに、その方を【マネジメント】してみましょう。


①FMS、MMT、SFMA、姿勢分析機などを定期的に行い、身体の状態を評価します。

②上記の評価を行った結果、肩甲骨のアライメント不良が見つかりました。

③小胸筋のリリース、パッキング、広背筋のストレッチ、腹斜筋群のトレーニングなどなど、様々な選択肢がある中で、肩甲骨のパッキングを促すよう、ローオブリークのエクササイズを選択しました。

④実際にローオブリークのエクササイズを実施します。

※あくまで一例です。

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実際に、これだけで解決する事はほとんどなく、もっと複雑に様々な状態が絡み合ってきますが、大まかな流れはこんな感じでしょうか??


以上の流れは

評価→介入

と同じです。


とういう事は、その後再評価が必要になってくるので、【マネジメント】でいうステップ①に戻っていきますね。


ん?


て事は、トレーナーは常日頃から【マネジメント】を繰り返しているって事か?



はい、そうなりますね。笑



それを意識して行っているトレーナーは少ないかもしれませんが、これが意識出来れば、お客様の目的を叶えやすくもなりますし、ビジネス力の向上にも繋がっていきます。



今まで、【トレーニング】を【マネジメント】だと思っていなかったトレーナーは、是非意識だけでもしてみて下さい!



きっと新たな発見がありますよ!



本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。


トレーナー 山本健夫











【マネジメント】について考える 〜ステップ別〜

皆様、こんばんは!
トレーナーの山本健夫です。


珍しく2日連続の更新です。



さて、昨日の続きを考えていきましょう。



まずは、【マネジメント】についておさらいです。



【マネジメント】とは、ビジョンを叶えるためのプロセス管理であって、目標達成のために必要不可欠なものです。



そんな【マネジメント】を4つのステップに分けて考えていきましょう。
約束通り、ワンピースに例えて。笑



まずは、①定期的なチェック 

目標に正しく向かっているかをチェックするステップです。

ナミも正しく航路が取れているかどうかを、ログポーズ、空の状態、海の状態などをチェックします。

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続いて、②問題点の発見

上記を定期的にチェックする事で、問題点を発見するステップです。

ログポーズの指針が違う方向を指してる!
というような感じで、問題発見です。



そして、③解決策の決定

問題点を解決する方法は、どんなものがあるか、そして、その中から何を選択するかを決定するステップです。

単純に舵をきればいいのか、それともクードバーストで空を飛ぶのか、もしくはチキンボヤージで後退するのか、無数の選択肢の中からナミが解決策を決定します。
 


最後に、④問題点の解決

解決策を実施し、問題点を解決します。

クードバーストを選択したナミが、フランキーに指示を出し、空を飛びます。


これが【マネジメント】における、4つのステップです。


完璧にこなしているナミは優秀ですね。笑


ただ、このステップが出来れば【マネジメント】が出来るかといったらそういう訳ではないと、私は考えます。



では、何が大切なのでしょうか??



それは「人間力」です。



もし、ナミに人としての信頼がなかったり、普段から仲間を大切にしていなかったら、麦わらの一味はナミの言うことを素直に聞けるでしょうか?組織はまとまるでしょうか?



おそらく何かしらの問題は起きるでしょう。



大切なのは、土台に大きな「人間力」が備わっている事です。



ここが大きくなければ、いかにその上に大きな【マネジメント】の能力があったとしても、その能力は最大限に発揮できません。



【リーダーシップ】にしても、【マネジメント】にしても、大前提として持ち合わせていないといけない能力が、この「人間力」なんです。



「ビジネス力」を高めるために、日々学んだり、思考したりする事はもちろん大切ですが、本当に大切なのは、「人間力」を高めるために日々の行動を振り返り、改める事ではないでしょうか。



本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。


トレーナー 山本健夫

【マネジメント】について考える

皆様、こんばんは!
トレーナーの山本健夫です。



今回のブログでも、前回に引き続き、ビジネス力について考えていきます。



ビジネス力には【リーダーシップ】【マネジメント】【マーケティング】の3つの能力が重要で、前回のブログでは【リーダーシップ】について考えていきました。



【リーダーシップ】とは、チームの方向性を示す人であり、どんな形であれ成果を発揮できる人の事だと、私は考えています。



では示した方向に導くにはどうしたいいのでしょうか?



その方法が【マネジメント】です。



【マネジメント】とは何か?と言われたら、私はこう答えます。



【マネジメント】とは、【リーダーシップ】を発揮した人が示した"目標"を達成するまでのプロセス、つまり過程を管理する事です。



分かりにくいので、皆大好き、「ワンピース」に例えてみましょう。笑

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ルフィは【リーダーシップ】を発揮して、○○島に行こうと言いました。



麦わら海賊団は、ナミの指示に従いながら、帆をはったり、舵をきったり、邪魔をしてくる海王類を倒したりして、○○島に向かいます。




そうなんです。
麦わら海賊団の【マネジメント】をしているのは航海士であるナミなのです。



船長であるルフィは【マネジメント】の能力を持ち合わせていません。笑



麦わら海賊団にナミがいなかったらどうなるでしょうか?



おそらく、いつまでたっても○○島には辿り着けないですよね。


いつまでたっても目標が達成出来ないと言う事です。


問題ですよね。笑


それだけ【マネジメント】の能力は大切なのです。



【マネジメント】も、4つのステップに分ける事が出来ます。



①定期的なチェック
②問題点の発見
③解決策の決定
④問題の解決



の4ステップです。


さて、このまま4ステップの説明をしたいところですが、長くなりそうなので、明日行う事にしましょう。笑



明日も皆大好き「ワンピース」に例えてお話しします。笑



本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。


トレーナー 山本健夫









【リーダーシップ】について考える

皆さん、こんばんは!
トレーナーの山本健夫です。



さて、前回のブログでは【ビジネス力】がないと、【専門力】や【人間力】が活きてこないですよ、という話をさせて頂きました。



では、【ビジネス力】とは一体どんな能力の事を言うのでしょうか?



個人的には、大きく3つに分けられると思います。



1つ目が、「リーダーシップ

2つ目が、「マネジメント」

3つ目が、「マーケティング」


です。


1つ1つを、掘り下げて考えてみましょう。



まずは【リーダーシップ】



皆さんの考える【リーダーシップ】を兼ね備えた人物とは、どのような人ですか?


人をまとめている人でしょう?


先頭に立って、指揮をとっている人でしょうか?



正解は、特にないと思います。



何故なら、育ってきた環境や、今いる環境によってリーダーシップのあり方は変わってくるからです。



ただ、【リーダーシップ】を兼ね備えた人間には、ある能力が共通していると思います。



それは「成果を出せる」能力です。



どんな形であれ、その場の価値を最大にする事が出来、成果を出せる人こそ【リーダーシップ】を兼ね備えた人間だと思います。




自分自身を犠牲にし、周りを活かして価値を生み出すのも良し。
周りの人を上手く動かし、自分主導に価値を生み出すのも良し。



ただ、そこに価値や成果がなければ、【リーダーシップ】を発揮したとは言えません。



でも、成果を出しているからと言って、仲間から信頼されていなかったら、その人は【リーダーシップ】を発揮できているでしょうか?



全員が成果主義なら問題ないですかね?



確かに、それもあると思います。



ただ個人的には、【リーダーシップ】を発揮できる人間には【人間力】が伴っていなければいけないと思っています。



いくら成果を上げていても、普段から人の言う事を聞かない、理不尽な事ばかり言う人間にあなたはついていきたいですか?

(この時点で価値は最大化できていないとは思いますが…)



個人的にはついていきたくありません。



人間力を土台に、その場の価値を最大限発揮し、成果を出せる能力。



それが【リーダーシップ】なんだと、私は思います。
この能力さえあれば、役職なんて関係ありません。




正直ここだけでは、細かい所までは話せないので、大きな部分だけお伝えさせて頂きました。



次回は、この【リーダーシップ】とセットになって考えるべき【マネジメント】について書いていきたいと思います。



本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。



トレーナー 山本健夫



















【ビジネス力】について考える

皆さん、こんばんは!
トレーナーの山本健夫です。



昨日は、imok恒例の週次ミーティングでした。

新年1回目のミーティングだったので、スタッフ全員で初詣に!!

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皆でおみくじを引いたのですが、結果半分以上が大吉でした!!ちなみに私も!!

これは幸先良いスタートが切れそうです(^o^)



さて、話は変わりますが、あなたには理想のトレーナー像がありますか??
(トレーナーじゃない方は、理想の営業など、適当に当てはめて下さい。笑)



imokにも、理想のトレーナー像があります。



それは「人間力×専門力×ビジネス力」の3つを兼ね備えているトレーナーです。




前回のブログでは、その1つ【人間力】についてお話しました。





今回のブログでは、【ビジネス力】についてお話しをしていこうと思います。




そもそも、何故トレーナーに【ビジネス力】が必要なのでしょうか?




一言で理由を言うと、「価値の最大化」ができないからです。




【ビジネス力】がなく、【専門力】 や【人間力】だけが高くても、自分自身の価値を最大化する事は出来ません。



例えば、世界で1番質の高い時計を作る職人がいるとします。



でもその職人は、その時計を売る方法を知りません。



これでは、だれにも使ってもらえません。




この職人は、世界で1番質の高い時計を作れる時点でかなりの価値はありそうですが、価値を最大化出来ているかと聞かれたら、おそらく出来ていませんよね。



どんなに質が高くても、使われていなかったり、知られていなかったら価値なんてありません。



いわゆる、宝の持ち腐れです。


人間力】だけが高い人も同じです。



めちゃくちゃ性格が良くて、人間として素晴らしいのに、【ビジネス力】がなければ、ただのいい人になってしまいます。




自分自身の【専門力】や【人間力】を最大限活かし、自分自身の価値を最大化するためには、必ず【ビジネス力】が必要になってきます。



皆様も【ビジネス力】を身に付けて、自分の価値を最大化しましょう!!




さて、ここで新たな疑問が生まれます。




【ビジネス力】ってそもそも何??
どんな能力の事を言うの??



長くなりそうなので、これは次回お話し致します。



本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。



トレーナー 山本健夫








【人間力】について考える 〜新年初勤務の出来事〜

新年、明けましておめでとうございます。

トレーナーの山本健夫です。

皆様、昨年は大変お世話になりました。

本年も、何卒宜しくお願い致します。

さて、2016年が始まりましたが、皆様はどのようなお正月をお過ごしですか?

私は先程、新年初勤務を終えたばかりです。

そんな初勤務で、こんな出来事がありました

ので、ここで紹介させて頂きます。

本日、朝から出勤だった私がお店に着くと、誰もいるはずのない店舗の鍵が空いていました。

何事かと思いドアを開けると……なんと!!そこには代表小林の姿が!!

(※小林は普段表参道にほとんど来ません)

山本「え、どうしたんですか!?」

小林「健夫に新年の挨拶にきたよー。新年早々から出勤ありがとうね!今日も宜しく!」

そうなんです。

わざわざ、忙しい時間の合間を縫って、挨拶に来て下さったのです。

用事があるとかではなく、本当に挨拶だけです。

これってなかなか出来る事じゃないですよね。

代表という立場になっても、私達一社員が働いている事に感謝の気持ちを忘れていないのでしょう。

しかも、言葉だけでなく行動でそれを示して下さいました。

こういった行動こそが【人間力】なのだと、改めて思いました。

細かい気遣いが出来たり、相手の話を素直に聞く事が出来たり、挨拶ができたり、人に何かを譲る事ができたり、素直に感謝ができたり。

このような当たり前に聞こえる事を、バカみたいに、当たり前にやれる人間こそが、本当に【人間力】のある人間なのではないでしょうか。

そんな事を、新年早々考えされられました。

2015年を振り返ってみても、私自身出来ていない事がたくさんありました。

人間力】のある代表が近くにいる事に感謝をしつつ、私自身も【人間力】のある人間になれるよう、2016年は、当たり前の事を愚直に続けていきたいと思います。

本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。

トレーナー 山本健夫